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2018.07.13   2020.07.10

熊本駅徒歩1分の高架下にオシャレな建物が!何だこれは?

高架下にオシャレな建物が出来た!

先日、熊本駅周辺を車で走っていた時に衝撃を受けました。熊本駅からすぐ近くの高架下に存在感重厚感を兼ね備えた建物が出来ていたのです。しかも、私の知らないうちに。。。不動産屋を名乗ることが恥ずかしい状況です。もっと周り変化に注意をしなければいけません。もちろん、車を運転中のよそ見はいけませんけど…

気になったので車を停めて見に行ってしまいました。壁は黒、さらにガラスをふんだんに取り入れているとてもオシャレな建物でした。

高架下の外観

ギャップがハンパじゃありません。東京出身の私から言えば、高架下は”サラリーマンの聖地”以外の何物でもありません。”有楽町”に”新橋”、酔っぱらいのオジ様たちが楽しそうに日頃の恨みつらみを発散しています。そんなイメージの高架下(※あくまで私の主観です)に似つかわしくないオシャレな建物、「こんな場所にこんな建物を作るなんて、どんなオシャレさんなんだ」と思っていたら、

高架下建物のエントランス

なんとJR九州の熊本支社の建物ではありませんか。熊本駅の駅ナカも最近リニューアルしましたが、今度はその数100m先にオシャレな自社ビルを建設。お金持ってますね、JR九州さんは。

確かに高架下の所有権は、鉄道の運営会社が保有していることがほとんどです。そして、土地があり余っている熊本においては、その高架下を有効活用する必要がほとんどありません。東京の場合には土地が限りなく少ないので、高架下の有効活用は必須です。特に山手線より内側の駅であれば、高架下は有意義に活用されています。ほとんどの場合が飲食店や洋服店などの商業店舗が入居しています。住居だと電車や新幹線が通るたびに「ガタンゴトン!ガタンゴトン!」とうるさいですもんね。

熊本における九州新幹線の線路の高架下には、まだまだ有効活用されていないものが山ほどあります。砂地のままの状態です。「勿体ないからとりあえず駐車場にでもすればよいのに」とずっと思っていました。しかし、全部が全部有効利用する訳にはいかないようです。

インターネットで”高架下”について調べていたところ、「高架上の安全を確保するために一定程度の高架下は空けておく」という記述を目にしました。確かに、高架上で事故などが発生した場合には、高架下が空いているのかいないのかでは事故処理のスピードが格段に違うでしょう。交通インフラとしての電車や新幹線を長時間止めることは許されません。もし事故などが発生してしまった場合でも、可及的速やかな事故処理が求められます。それを可能にするための1つの要因が「高架下が空いているのか否か」なのではないでしょうか。

ちなみに、高架下の有効活用は各鉄道会社の子会社が行っていることが多いようです。JR東日本管轄の高架下に関しては”株式会社ジェイアール東日本都市開発”が、JR西日本管轄の高架下に関しては”JR西日本不動産開発株式会社”がそれぞれ管理をしているようです。

ちなみに、JR西日本不動産開発株式会社さんのHPで熊本の高架下の物件を探してみたところ、1つもありませんでした。九州に限ると「北九州に1件」「福岡に2件」しか出てこなかったです。あくまで高架下に建物が建設されている場合にその建物の全部もしくは一部を貸す場合のみが行われていて、土地だけで貸すことはない、という事なんだろうと思います。熊本の高架下に建物が建設されていることなどまずありませんので。土地は腐るほどありますが。。。


私、休みの日の朝はランニングをするようにしています。1時間くらい自宅の近所をブラブラ走っています。程よいスピードで走ると、自宅から熊本城までちょうど30分程度です。早朝から熊本の復興のシンボルである熊本城を見ると、「自分も頑張らねば!」と気持ちを新たにすることが出来ます。こういうところが良いんですよね、熊本は。

しかし、雨が降っているとなかなか走れません。小雨なら走りますが、大雨の時は諦めて自宅でボーッとしてます。しかし、もったいない。せっかくの休日にボケーっとしててもしょうがないのです。ボケーっとするのは仕事中だけで十分です

なので、JR西日本さん&JR西日本不動産開発さん。どうか、高架下にランニングコースを作ってください!そうすれば雨の日でもランニングをすることが出来ます。休日の貴重な時間を無駄にすることもなくなります。無駄にするのは、平日の労働時間内の時間だけにしたいのです。私と同じアイデアを持っている方は少なからずいるはずです。どうか、一度アンケートを取ってみてください。

高架下のランニングコース、是か非か

みたいな感じで。

「晴れた日は熊本城」

「雨の日は九州新幹線の高架下」

毎日クマモト三昧でお腹一杯でーす。


我ながら「これこそが土地の有効活用だ!」自分のアイデアに感心しながら帰ろうとした途端、衝撃の光景が私の目に飛び込んできました。

新幹線の形をした遊具が置いてある公園

なんと、九州新幹線の停車駅から徒歩1,2分の場所にある公園の遊具の形が”新幹線”になっていたのです。小さい子供は大喜び間違いなし!うちの子供は兄弟揃って大の新幹線好き。この公園に連れてきたら、当分帰れなくなりそうです。

この画像は休日の9~10時頃に撮ったものです。にも関わらず、誰も遊んでいないのです。「ひょっとして穴場中の穴場の公園を見つけてしまったのではないか!?」と得した気分に酔いしれながら帰途についた今日この頃でした。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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