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2019.12.31  

デコポン

このフルーツ、何だか分かりますか?

ミカンではありませんし、オレンジでもありません。頭の部分がボツっと出ているのがヒントです。というか、知らない人には一生分からないかもしれませんね。。。安易に問題形式にしてしまった自分の凡人ぶりに心からショックを受けている2019年9月12日。一昨日の人間ドックの麻酔がまだ聞いているのかもしれません。普段ならもう少しオモシロい人間のはずなんですよ、私。

ちなみに、画像のフルーツは「デコポン」です。余計なことを言う前にあっさり答えてみました。熊本県が生産量日本一のフルーツであり、熊本県を代表する名産物の1つでもあります。

デコポンの成り立ち

なぜミカンと似ているのか。調べてみたらデコポンはミカンとオレンジを交配させて作られた品種のようです。この辺は詳しく触れると大変な事になりそうなので、この程度にとどめておきます。

元々は1972年、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)の農林水産省果樹試験場口之津支場(現・国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター口之津カンキツ研究試験地)が「清見」と「ポンカン」を交配させて作った。

出典:Wikipedia「デコポン」

上記Wikipediaに気になる情報が。

農林水産省は当初、見た目の悪さ育てにくさから量産には不向きと判断し品種登録をしなかったそうです。見た目の悪さとは頭がボコッとなっている部分の事かと思われますが、せっかく作ったのにモッタイナイ。。。

さらに気になる情報が。。

その後にその試験的に交配されて靴られた苗木が盗まれ、長崎から熊本の不知火町(現宇城市)に渡り栽培されたようです。農林水産省から〇を頂けなかったデコポンの苗木が何者かによって盗まれた挙句、熊本に渡り栽培され始めた。トンデモナイ展開ですよね。この話題でノンフィクション番組1つくらい作れるのではないでしょうか。

そしてオチが。

ひょんな事から熊本に渡り栽培が始まったデコポン。収穫して食べてみたところ酸っぱかったためしばらく放置されてしまったようです。。。災難続きとしか言いようがありません。不幸は続くのです。そして最後に奇跡が起きます。しばらく放置された後にデコポンを食べてみると、甘く美味しくなっていたそうです。その後、本格的にデコポンの栽培が本格化しました。

しばらく放置した後に食べた方、どなたなのでしょうか。あなたのお陰です。熊本県が誇るデコポンが世に出たのは。

デコポンを名乗るためには…

デコポン」は熊本果実連が所有する商標登録です。そして、

不知火の中で糖度13度以上クエン酸含量1.0%以下

などの厳しい基準をクリアしないと「デコポン」を名乗ることは出来ないのです。さらに日園連に加盟する全国のJAのみがこの「デコポン」という商標を利用できますが、加盟していない農園などはデコポンではなく「不知火」や独自のブランド名で出荷をするしかありません。ここまで厳格にデコポンブランドを援用できれば、全国どこでデコポンを購入しても一定の基準が保たれているので安心ですね。

生産者としてはドキドキする基準ですが、消費者としては非常に有用な基準であると私は考えます。

デコポンの特徴

  • 重量:200~280g
  • 味覚:強い甘みと程よい酸味
  • 果肉:柔らかい
  • 果汁:多い

デコポンの選び方

サイズが同じであれば、より重量感のある果実を選びましょう。重い果実の方がより多くの果汁を含んでいます。また、果皮がうき、フカフカしている果実は水分が抜けている可能性がありますので気を付けましょう。

デコポンの美味しい食べ方

デコポンの保存方法

冷暗所で保存

デコポンの賞味期限

生鮮食品のため賞味期限という概念はありませんが、そのまま放置しておくともちろん腐ります。 到着後1~2週間以内にお召し上がり頂くのが良いかと思います。

デコポンの産地

    • 1位:熊本県
    • 1位:愛媛県
    • 1位:和歌山県

※主にミカンの産地で作られています

デコポンの旬

1月~3月

栄養

アンチエイジングに効果があると言われているクエン酸が含まれています。また、がん予防に効果があると言われているβキチンキトサンが多く含まれています。

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