まず最初に謝罪をしなければいけません。私の住んでいるマンションの下の階の方、

いつもうるさくて大変申し訳ございませんm(_ _)m

私には非常に元気の良い息子が2人います。小学生と幼稚園です。毎日絶好調です。我が家が静かなのは彼らが寝ている夜のみであり、日中は工事現場にでもいるような感じです。可能な限りの静寂を求めている私は、我が息子達にiPadやニンテンドースイッチを購入してみましたが、全く効果がありませんでした。無駄にお金を使っただけでした…

下の階の方には大変なご迷惑をお掛けしていると思います。「走る」「飛ぶ」「ケンカする」の3大騒音が開始された場合には即座に中止を求めているのですが、全くダメです。”男の子は男親の言う事は聞かない”とは聞いていましたが、ここまでとは思いませんでした。「私の存在意義は何なのか？」とハイボールを飲みながら自問自答するのが私の密かな楽しみです。哲学に目覚めたのかもしれません。

そこで今回は、「”騒音を出している側ではなく騒音によって困っている側”に立ってこの問題に対処する方法があるのか」、を考えていきます。マンションを含めた集合住宅に関しては、ある程度の生活音が他の住人に聞こえてしまう事はやむを得ません。しかし、もちろん許容範囲というものがあり、その許容範囲を超えた生活音は騒音となり他の住民の迷惑になりかねません。

まずもって皆さんに伝えたいことは、たとえ上階や隣室の生活音がうるさくても”自分で直接”苦情を言わない事です。オーナーや管理人さんに伝え間接的に注意をしてもらいましょう。もちろん、自分が苦情元であることは明かさないようお願いをしておきましょう。余計なトラブルを生じかねません。慣れているオーナーや管理人さんであれば言わずともそのように対応をしてくれると思いますが、事情が事情な為、念には念を入れておく必要があります。

但し、管理人さんに相談をしても対応をしてもらえない場合があります。管理人さんは管理会社の従業員であり、マンションの管理組合から依頼されている業務内容以外の事は出来ません。管理人さんの主な業務は共用部の管理であることが一般的であり、住民同士のトラブル解決は業務の範囲外であることが多いです。管理人さんに直接間に入ってもらうことが不可能な場合には、次の方法をお願いしましょう。

その方法とは、対象を特定せずに張り紙をしてもらう事です。

「生活音に関する相談が数件寄せられています。お子様に関する音や大きな音が生じる行為にはご注意ください」

などです。この手法は一般的な手法であり、特に分譲マンションにおいてよく見られます。共用部の掲示板に張ったり、各部屋に投函するといったようなイメージです。どの家庭にも当てはまりそうな文言が掲示されることが多く、効果は抜群であると聞いたことがあります。

上記の方法でも改善がされない場合には、直接相手の方に相談に伺うしかありません。この場合の注意点は、相手の方の感情を逆なでするような言い方はしないことです。このようなご近所トラブルが端緒となり、殺人事件にまで発展してしまった事もあるほどです。相談に行く際も感情的にはならず常に冷静さを失わないことを心がけましょう。

相手の方としても、突然インターホンが鳴り「生活音をどうにかして欲しい！！！」と言われても、困惑して身構えてしまうでしょう。それまでは挨拶をしていた仲だったのに、それ以降はパッタリ…という事は良くある話です。このような結果は双方とも望んでいないはず。例え騒音に困っている側であるとしても、それ相応の対応を心がけましょう。

但し、騒音に困っている側も理解しなければいけない事があります。赤ちゃんは泣くのが仕事であり子供は遊ぶのが仕事なのです。ある程度の音が出てしまう事は普通の事なのです。私たちも例外なく赤ちゃんであり子供だったのです。子供の頃に「他の人に迷惑が掛かるから遊び方をセーブしよう」なんて考えたことありますか？私は微塵もありません。もちろん、度を越した遊びに関しては注意をしますが、子供の遊びを制限することは基本的に不可能です。外で遊ばせるしか方法はありません。ひょっとすると、「子供の音がうるさい！」と思っているアナタの方が、子供の頃はもっとうるさかったかもしれませんよ。。。

かと言って「子供はうるさいもの」と開き直ってもいけません。ご迷惑をかけている方がいることは紛れもない事実なのです。部下の失敗は上司の責任です。同様に幼い子供の失敗は親の責任です。子供の失敗に対して礼儀を尽くすことは親の宿命であり特権です。悪い子ほど可愛いのです。その時期を一緒に過ごせることを幸せに感じましょう。

私も近日中に超高級菓子折りを持参し下の階の方に謝罪に伺わせて頂きます。3,000円くらいのものでよいですかね！？

最後までお読み頂きましてありがとうございました。