会社を経営していると、登記簿謄本や印鑑証明書の提出を求められることが多々あります。昨日も法人の登記簿謄本と印鑑証明書を取りに法務局に行ってきました。今は法務局に設置してある機械にカードを入れればカンタンに法人登記簿や印鑑証明書を取得することが出来ます。あれ、あのカード、何ていう名前でしたっけ?印鑑カードでしたかねー?
まぁいっか、カードの名前なんて。調べればすぐに分かるんでしょうけど、調べる気になれません。なんかお腹の調子が悪いんですよね…。気怠いし…こういう時ってオロナミンCとリポビタンDのどっちが良いんですかね?皇潤の方が良いんですかね?寝るのが一番かも…
で、カードを入れて必要書類を申請するとレシートのようなものが発行されます。レシートに記載されている番号をもとに登記簿謄本なり印鑑証明書なりを受け取るのですが、その前に1つやらなければいけない事があります。そう、収入印紙の購入です。登記簿謄本も印鑑証明書もタダではないのです。収入印紙を購入することによって間接的にお金を支払っているのです。
てか、なんで収入印紙っていう名前なんですかねー。こちら側から見れば支出以外の何物でもないのですが。。。もちろん国(法務局)からみたら収入ですけど。考え方の基準が国にあることが改めて理解できる一例となっております。
でーですね、前述した機械で必要書類を請求すると購入すべき収入印紙の金額が表示されます。ちなみに、昨日は
登記簿謄本:600円
印鑑証明書:450円
合計:1,050円(ちなみにその当時の私の財布の中:現金1,350円only)
でしたが、
定額かよ!2通以上請求する時くらい少し安くしてよ!
何度法務局に足を運んでも思います。トラウマです。
確かに登記簿謄本や印鑑証明書に使われている紙は、品質が良さそうです。なのでインターネットで品質が良い紙1枚の価格を調べてみました。ピッタリはまりそうな上質紙の価格が掲載されていました。
公文書に最適な上質紙:1,060円/100枚⇒つまり10.6円/1枚
ここで、
「原価安いな~。儲けすぎなんじゃないの!?」
と単純に考えるのは時期尚早です。私も最初は「国の力は絶大だな!」と思いました。
「一般企業では決してなしえることの出来ない原価率だ!」
「利益率何%なんだ?」
「ぜひ法務局で発行される書類関係がとの程度の利益を生んでいるのか教えて欲しい!」
などなど、不純な動機を原因とする様々な考え方が頭の中をよぎりました。が、色々な事が頭の中をよぎり過ぎて疲れてしまいました。。。
国が発表している何かの資料を見ればその辺の事って分かるんですかね?もしよかったらどなたか教えてくれませんか。自分で調べる気になれませんので。。。
私の感情はどうでも良いです。要は「なぜ登記簿謄本等の書類がこんなに高いのか?」って事です。そんなこんなしているうちに、なんと私は1つの理由を発見してしまったのです。それは突然起こりました。とある日常の一幕です。具体的に言えば、登記簿謄本をコピーしていた時の事です。「面倒くさいわー…」と思いながらコピーをしていた時に「んっ???」「なるほど、登記簿謄本は高い理由はこれか!」と私を納得させて事、それは…。
コピーした登記簿謄本に「透かし」が入っている
透かしは高いっすよ、たぶん。私は透かし入りの紙など作れる気がしませんもん。どういう技術なんですかね。お札もそうですけど、よくよく考えたらすごいと思いません。
これ、偽造防止の為に入っていると思いますが、透かしを入れたら紙の価格は跳ね上がるんじゃないっすかね!?違いますかね。ただの私のイメージだったらスイマセン…
自分の中では登記簿謄本等の公的書類の価格の高さがやっと腑に落ちました。結論は「透かしがあるから高い」でした。「いや~、今日は良く眠れそうだな~」と大満足の1日が終わろうとした11時頃、ふと気になった事がありました。ありましたので調べてみました。
1万円の製造原価=約20円
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。