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Q.

重要事項説明書とはなんなのでしょうか。

『重要事項説明書』の役割を簡単に言えば、宅建業者である不動産業者から取引の相手方に売買契約締結前に最低限伝えなければいけない内容が記載されている書面です。

 

不動産知識の少ない一般消費者保護の役割を担っています。

 

ポイント1
不動産知識の少ない一般消費者の保護の役割があるにも関わらず、契約の直前に重要事項説明書の説明が行われることが多々あります。
重要事項説明書の内容を理解した上で契約を行うべきなので、契約日よりも前に重要事項説明書を提出してもらうようにお願いしましょう。
※上記のようなお願いをすると、嫌がる不動産会社さんは少なからずいるはずですが…
ポイント2
重要事項説明書の説明後に署名押印を行いますが、これは「重要事項に関して説明を受けました」ということの証拠を残すための署名押印であり、不動産の売買契約及び賃貸借契約とは全く関係がありません。
ポイント3
契約書との重要事項説明書の当事者の違い

売買契約書(賃貸借契約書)
売主と買主(貸主と借主)が書面の内容に合意したうえで署名押印をする。

重要事項証明書
買主(借主)が書面の内容の説明を受けた上で署名押印する。
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